NPO法人小網代パール海育隊(小パール隊)は6月1日、名向小学校で行ってきた真珠作りの授業が今年度打ち切りになったことを受け、三浦市教育委員会から贈られた感謝状を返還した。

2015年に発足した小パール隊。海洋教育の一環として、同校で5年生が真珠の元となる核をアコヤガイに入れ、6年生になると浜上げ、アクセサリーになった真珠を胸に飾って卒業するという授業に携わってきた。

こうした功績を称え、市教委は3月、出口浩理事長に感謝状を贈呈。ただ4月には、授業を見送る内容のメールが届き、「突然すぎて納得できない」という出口理事長らが市役所を訪れた。及川圭介教育長は「感謝状の真意が伝わらないのは本意ではない」とした上で「今年度は総合の学習で海業が一つの柱になり、カリキュラムの変更を各校に通知。最後は校長が決定した」と説明。出口理事長は「残念でならない」と退席した。真珠作りは今後NPOの活動で取り組んでいくという。