茅ヶ崎市初のコミュニティFM放送局として10月1日の開局を予定している「茅ヶ崎エフエム」は9月8日、総務省から予備免許を取得し、周波数が89・2MHz(メガヘルツ)に決定した。今後はイベントを開催するなど、市民への周知を進め、存在感を高めていきたい考えだ。

総務省関東総合通信局で行われた予備免許の交付式には、FM放送局を運営する「株式会社茅ヶ崎エフエム」の中西正樹代表取締役社長が出席した。免許の付与を受け、中西社長は「地元の素晴らしい文化、サスティナブルで子どもたちの未来のためになる有用な情報とともにグッドミュージックをお届けしたい。まずは開局と時を同じくして開催される、茅ヶ崎の象徴ともいえるサザンオールスターズの『茅ヶ崎ライブ2023』の盛り上げを少しでもお手伝いできれば。皆様の笑顔のお役に(89・2)立てるよう全力を尽くしたい」と意気込みを示した。

「エボラジと呼んで」

同FM局は「茅ヶ崎市役所仮設庁舎跡地活用事業」としてオープンした東横INN茅ヶ崎市役所内の、地域貢献施設に開設。「EBOSHIRADIOSTATION/エボラジ」を愛称とし、茅ヶ崎市観光協会と協力して観光やイベント、防災・生活情報とともに、湘南サウンドに代表される茅ヶ崎の優れた音楽を文化として届けるメディアを担い、リアルタイムに市独自の情報を配信することで地域に貢献するのが狙いだ。同局では「ぜひエボラジと呼んで親しんでもらえたら」としている。

今後は開局をPRするために、グッズの販売やフォトスポットが設置されるイベントが市役所前広場で27日・28日・30日・10月1日に開催される。時間は午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。同局では来場を呼び掛けている。

全国で開局しているコミュニティFMは340局、そのうち神奈川県には16局ある。同局の放送区域内の世帯数は茅ヶ崎市が4万9883世帯(市町内世帯数の48・7%)、寒川町が6502世帯(同32・7%)。