多摩地域の中小企業による新事業創出や企業間連携の促進などを目的にした「オープンイノベーションフィールド多摩八王子館」(以下、OIF八王子)が、10月6日に八王子市明神町にオープンした。

都の労働相談情報センターと労政会館があった建物を改装し、公益財団法人東京都中小企業振興公社がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)(本社=渋谷区)に運営を委託してサービスを開始。同日に国分寺館も開館した。多摩地域で初。

会議やリモートも

フリーWi-Fiや電源などを備えたコワーキングスペースをはじめ、ホールや会議室、カンファレンスルームなど小規模から100人まで対応した部屋を有料で利用可能。利用者同士が交流できるエリアもあり、オープンイノベーションにつながるセミナーなども催される。コワーキングスペースや会議室などは個人会員でも利用できる。同社では「多くの企業に利用いただくことで地域のオープンイノベーションが活発化し、情報交換や新事業創出の一助となれば」と話す。

開設記念イベント

初日に記念イベントが催され、経営者ら約40人が施設の見学ツアーに参加した。「地域課題をビジネスに変える」をテーマにしたトークショーも行われ、登壇者が「起業などリスクを恐れずに挑戦してほしい」と参加者へ呼びかけた。青梅市から参加した50代の経営者は「自分と異なる考え方を聞くことは、経営の参考になる」と話し、施設の利用を検討しているという。問い合わせはOIF八王子【電話】042・656・8280。