古くから千木良地区を中心に栽培されてきた「幻の大豆」と呼ばれる津久井在来大豆が収穫時期を迎え、11月3日、長竹で栽培を営む内藤光夫さん(72)の畑では今年初となる収穫作業が行われた。

輸入大豆が増加したことにより栽培面積が減少し、「幻の大豆」と呼ばれるようになった津久井在来大豆。現在、津久井地域で生産している農家は9人とわずかだ。それでも「津久井在来大豆を守ろう」という取組みが盛んに行われており、2008年にはかながわブランドにも認定されている。「大粒で甘みが強く深いコクがある」のが特徴で、相模原市のふるさと納税の返礼品としても人気が高い。

内藤さんは収穫直前の大豆の粒を手に取りながら「例年より渇きは少し遅かったのかな。でも粒は3つのも結構あるし良い出来だよ」と笑顔で語った。

収穫は11月下旬頃まで各地域で行われる。