港南区、栄区の横浜市立小学校の中に校庭一面が芝生の学校がある―。

栄区小山台にある市立小山台小学校(堀江公子校長)のグラウンドが全面芝生となっている。2023年度現在で校庭が全面芝生化になっているのは、同校と高田東小の2校だけ。遊具の下など部分芝生は44校ある。

砂埃の防止や児童のけがの抑制など利点はあるものの、天然芝生の手入れや雑草取り、夏場の炎天下の水やりなど維持管理に手間や人手がかかるなど課題も少なくない。

夏場にはスプリンクラーが届かない場所の水やりを炎天下の中、毎日1時間半程度実施するなど主に芝生の管理をする用務員の負担も大きい。「きれいな芝生を維持するために一緒に手伝ってくれる地域の方がいると大変助かる」と同校用務員の平岡勇人さんは話している。

小山台小は市教育委員会の「校庭の芝生化モデル事業」で児童数が少なく比較的踏圧頻度の低い芝生化に適した学校として、2004年に校庭全面を芝生化した。06年頃には防犯ボランティアの有志が芝刈りや雑草取り、水やりなど芝生のメインテナンスに協力している時期もあったというが、ここ5年程は地域の協力は特にない状況だ。

運動会など行事では児童、保護者からの評判も良いため堀江校長は「環境を一緒に守ってくれる地域の方を募集しています」と呼びかけている。

ボランティアの活動詳細は同校【電話】045・894・5451へ。