約2000の事業者が加盟する鎌倉商工会議所は11月20日、4年ぶりに会員大会を鎌倉プリンスホテルで開催し、会員企業の経営者や従業員らが一堂に会した。20年の新型コロナ流行以降、会員大会をはじめ商議所全体での交流する機会は失われていた。登壇した久保田陽彦会頭(豊島屋)は、コロナ禍を戦った会員企業とともに地域経済を回復させていきたいと訴えた。

コロナ禍により2019年以来となった会員大会には、会員ら約250人が参加。久保田会頭は会員を前に、「4年にわたり、新型コロナで大変な中を一緒に戦ってきた。鎌倉に人が戻ってきているので、コロナ前の勢いを取り戻し、元気で明るく笑顔の絶えない鎌倉にしていきたい」と語った。

産業功労者や優良店を表彰

会場では、地域経済の発展に長年寄与、または功績をあげた企業や個人の2023年度表彰を実施。産業功労者には、大木貞雄さん(高崎屋本店)、小島晧二さん(あかり)、石井正夫さん(石井正夫税理士事務所)、安齊正好さん(力餅家)、小嶋淳志さん(鎌倉ロコマート&ガーデン)、井上靖章さん(かいひん荘鎌倉)、鞍田哲士さん(日建住宅)の7人が選ばれた。

また、優良小売店舗表彰では、おそう菜PINY、航北鎌倉、PEPE&KEIKI、パティスリークグラパンの4店舗が会頭賞を受賞した。ほかにも、商工業婦人貢献者として2人、優良従業員は商業、工業、観光、金融、建設、サービス業合わせて24社67人が表彰された。

表彰式後には、会員が参加して親睦会が開かれ、情報交換や交流を深めた。4年ぶりの会員大会に参加した旅館経営者は、「待ちに待った感じ。皆さんの笑顔も見られたので、これからを盛りあげていけたら」とうれしそうに話した。

鎌倉商工会議所の会員数は、2023年9月末時点で2038。