「緑区内では、特に二輪車(オートバイ)が関係する交通事故と、自転車が関係する事故が増加しています。二輪車、自転車ともに昨年の同じ時期に比べて4割以上増加していますので、皆さん年末の交通事故にご注意ください」と注意を呼び掛けるのは、緑警察署の佐藤貴道交通課長。

自転車もルール厳守を

佐藤課長によると、自転車乗車中に交通事故の当事者になった人の7割に何らかの交通違反が認められているという。自転車は運転免許も必要なく、気軽に乗ることができるが、「信号を守る」「一時停止の標識がある場所では必ず停止して安全を確認する」「見通しの悪い交差点では徐行して安全を確認する」など、交通ルールを守ることが大切だとした。

特性理解して

オートバイ事故の形態として多いのが右直事故(右折の車と直進のオートバイの衝突)だ。右直事故が起きやすい原因として佐藤課長は「距離感」と「接近速度」を挙げる。オートバイの運転者だけではなく、車(四輪車)の運転者も「オートバイは車体が小さく実際よりも遠くにいるように錯覚してしまう」「正面からオートバイを見た場合の接近速度は遅く感じてしまう」などの特性があるため「その特性を理解して運転してほしい」と訴える。

夕暮れ時と夜間に注意

例年、日没が早くなるにつれて夕暮れ時と夜間に歩行者が被害に遭う交通事故が増加する傾向にある。

夜間歩行中の交通事故を防止するために、歩行者も交通ルールを守るとともに、自分の存在を周囲に知らせることができる反射材の活用を神奈川県警は推奨している。