座間市立西中学校の女子バレーボール部(黒田茂夫顧問)に所属する3年生の片野杏さんが、12月25日から大阪府で行われるJOC第37回全国都道府県対抗中学大会に神奈川県選抜チームの一員として出場する。大会前に片野さんは「目標は日本一」と意気込む。

県選抜12人のメンバーを決める選考会には、約200人が参加。片野さんは負けず嫌いな性格もあり、「絶対に選ばれる」という強い決意で臨み、高い身体能力とプレーをアピールした。

全国大会には、各都道府県で結成された選抜チームが出場。「将来のオリンピック選手の発掘」も目的としており、日本代表への登竜門とも言われている。

片野さんの身長は170センチで、ポジションはスパイクとレシーブもこなすオールラウンドな能力が求められるサイドヒッター。肩の強さが持ち味で、ブロックを吹き飛ばすスパイクと「一人で得点が取れて試合の流れを変えられる」という理由でジャンプサーブを得意としている。

運動好きで幼少期からバレエやテニスを習っていた片野さんは、地元チームで活動していた母の牧さん(50)の影響で小学3年からバレーボールを始めた。西中では、競技経験者が少ない中で「傲慢な態度を取らない」という母との約束を守りながら、1年の秋からキャプテンを務めた。黒田顧問にもその姿は目に留まり「周囲の手本になるよう努力し、細かい技術指導も行なっていた」という。

常に最後まで諦めない姿勢でチームを牽引し、同校の県大会ベスト16入りの原動力となった。

サーブに全力

片野さんは技術向上に貪欲で、市外のクラブチームの練習にも参加。筋力アップを目的にビーチバレーにも挑戦し、全国大会で優勝経験もある。砂上で鍛えた筋力はジャンプ力のアップにつながり、得意のサーブにも好影響をもたらした。

全国大会について「どんな状況で出場しても自分の力をすべて出し切りたい」と決意を込めた。