愛犬と散歩しながら地域の安全を見守る中原区の取り組み「わんわんパトロール」。2017年に導入以降、登録者数は170人を超えた。1月16日には、武蔵小杉駅周辺で防犯活動を実施し交流を深めた。

そろいのトートバッグと点滅するキーホルダーを身に着け、愛犬と一緒に集まった中原区わんわんパトロール隊のメンバーら。16日は区役所芝生広場に5組が顔をそろえ、防犯パトロール講座を受けた後に二ヶ領用水沿いを歩きながら防犯灯の位置などを確認した。2歳雄のミックス犬と参加した宮内の井上亜美さん(46)は「そろいのグッズを持つことで仲間意識も生まれる。地域のためになることがやりがいになるので、この取り組みをもっと広めたい」と強調。2歳のミニチュアピンシャーを連れた上小田中の横山あゆみさん(41)は「登録者が増えて、地域を知る機会も増えた。知り合いにも声を掛けて、もっと広い範囲をカバーできれば」と期待を寄せた。23日にも等々力緑地に10組ほどが集まり、連携強化を図った。

「わんわんパトロール」は、ペットの散歩を通じて、子どもや高齢者の安全などの気配りや声掛けに協力してもらい、地域の防犯力を高めることがねらい。中原区は川崎市の7区で最初に導入し、現在は市内最多の178人が登録している。

主催する中原区安全・安心まちづくり地域推進協議会は今後も一斉パトロールなどを行い、行政、警察、地域が一体となった地域防災力の向上を目指す。区の担当者は「毎日の散歩で見守りの目を増やし、顔の見える関係づくりが地域の安全につながる。他の防犯団体とも協力して安心安全な街づくりに力を入れたい」と意気込む。

パトロール隊は、区のウェブサイトから随時募集している。問い合わせは区危機管理担当【電話】044・744・3158。