伊勢原市下糟屋東地区で2015年から県知事の組合設立認可を受けて進められた「伊勢原市東部第二土地区画整理事業」がこのほど完成し、シティプラザで1月13日、組合事業完成記念式典が開催された。

新たな産業用地の創出による地域経済活性化などを目的に行われた同事業。新たな工業団地は小田急線伊勢原駅から2・2Km、愛甲石田駅から1・6Km、東名高速道路厚木ICから約3・1Km、小田原厚木道路厚木西ICから約3・0Km、伊勢原ICから約2・0Kmに位置する。全体面積は約22ヘクタールで企業用地は約15・9ヘクタール(12街区)。公共施設として区画道路や公園1カ所、調整池2カ所などが整備された。総事業費は78億3227万円。

広域幹線道路の各インターチェンジからの交通利便性を活かした産業拠点として「伊勢原市東部第二土地区画整理組合(15年設立・杉田和雄理事長)により、整備が進められていた。18年度からは製造系や物流業、サービス業など、現在16企業が立地。内陸伊勢原(鈴川)工業団地、歌川産業スクエアに続く、市内3番目となる工業団地として操業が開始されている。

テナントを含む立地企業は1月19日現在、新日本ウェックス(株)、(株)ナワショウ、(株)キユーソー流通システム、(株)アクティオ、チガサキレンタル(株)、伊勢原施設開発特定目的会社(安全輸送(株)、KMカーゴ(株)、(株)エムズコーポレーション)、神奈川三菱ふそう自動車販売(株)、ヤマテック(株)、ヤマト運輸(株)、(株)米山急送、伊勢原施設開発特定目的会社(日本通運(株))、伊藤忠商事(株)・伊藤忠都市開発(株)(住江物流(株))、千代田工業(株)、(有)タチオカ商会、(有)トラスト商会、(株)鈴木油脂。

完成記念式典には組合員をはじめ、高山松太郎伊勢原市長、大山学市議会議長、渡辺紀之県議会議員、株式会社フジタの藤井正裕常務取締役執行役員など約60人が参加、完成を祝った。

杉田理事長は事業に携わった人たちに感謝を述べ「進出企業の皆様には引き継ぎました土地を有効活用していただき、会社の発展、伊勢原市の繁栄、さらには企業間の親睦を大切にしてほしい」と語った。

高山市長は「多くの方たちの理解と協力で鈴川、歌川に次ぐ3番目の工業団地が完成した。伊勢原市が健全に進んでいくためになくてはならないもの。都市間競争の厳しい中ではあるが、歴史と自然と地の利を活かしたまちづくりを行っていきたい」と述べた。

同区画整理組合は昨年11月28日付で神奈川県知事から組合解散認可を受け、精算事務を経た3月末までに組合事業の完了を迎える予定。