アマチュア落語家が古典落語を披露して競い合う「第三回伊勢原素人落語大会〜大山詣りのまちで〜」が1月28日、市民文化会館で行われ、石川県から出場した夢見家春木さんが優勝に輝いた。

大会は、日本遺産認定のまち伊勢原で古典落語を通じて次世代につなげる笑いの文化を育もうと、市民らで組織する実行委員会(旗川英明実行委員長)が主催。

この日は、県内外から50人以上のアマチュア落語家が伊勢原に集結、3会場で行われた予選を通過した上位6人が、小ホールの高座に上がり、一人10分以内で得意の一席を熱演した。

審査は、市内下糟屋出身の三遊亭遊吉さんをはじめ、東大竹出身の金原亭馬玉さん、板戸出身の昔昔亭喜太郎さん、秦野市出身の春風亭一左さん、旗川実行委員長が務めた。

決勝には、夢見家春木さん、ヒレカツ亭食さん、甘味家柚餅子さん、蜂養亭紀らくさん、秋山亭忠之さん、俺亭きらりさんが進出、得意の演目を披露し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

栄冠を手にした春木さんは『権助提灯』を披露。春風亭一左さんは「風貌からは審査員席にいても違和感ないのでは。それぞれのキャラクターが立っており、いい心持ちで面白く聞かせていただいた」とし、三遊亭遊吉さんは「非常に落着きがあり、上手かった。他の噺もぜひ聞きたい」と高く評価した。

春木さんは「伊勢原素人落語大会は江戸古典落語にスポットを当ててくれているのがうれしい。これからも頑張っていきたい」と意気込みを語った。2位は蜂養亭紀らくさんの『ちりとてちん』、ヒレカツ亭食さんの『親子酒』が3位入賞を果たした。