厚木市の温泉地の新名称「あつぎ温泉郷」を発信するため、市と観光協会が2月4日に小田急線下北沢駅近くで足湯を使ったイベントを開く。県央やまなみ地域の自治体も物販で加わり、タッグを組んで観光振興を図る。

849の案から選んだ新名称

厚木には飯山温泉郷と東丹沢七沢温泉郷の2つの温泉郷があり、2022年には74万人の観光客が訪れている。同年、さらなる振興を目指して2つの温泉地を合わせた新名称を公募。全国から849件の案が寄せられ「あつぎ温泉郷」に決まった。新名称は印刷物を通じてPRしてきたが、市外に出ての本格的な発信は今回が初という。

下北沢での開催は、厚木の魅力向上のために活動する「あつぎエリアマネジメント」(向島史朗代表理事)が提案などで協力した。本厚木まで小田急でつながり、乗降客数が沿線8位という賑わいの地。会場の「下北線路街空き地」は小田急線の地下化で生まれた場所で、小劇場や商店街も近く、若者が行き交う。高アルカリ泉のトロッとした美肌の湯を体感してもらうため10人分の足湯を設置。タンク付きの車で千リットルの湯を運ぶ計画だ。いのしし鍋や鮎の塩焼きなども販売するほか、厚木の芸者が踊りを披露する。

今回は愛川町や清川村、伊勢原市や秦野市との自治体連携「県央やまなみ地域」の関係者も加わり、物販などで盛り上げる。この連携では年末年始に新しい5つの観光ルートも発信してきた。JAF(日本自動車連盟)が協力し、車種別や楽しみ方別に、5つの周遊観光コースを設定し、1月末までスタンプラリーも行われていた。

下北沢でのPRについて市は「指折りの利用者数を誇る下北沢駅の周辺で効果的なPRになる」「県央やまなみ地域で連携し、魅力向上や発信力強化につなげる」とコメントしている。

会場は入場無料で、時間は午前10時から午後5時まで。