みなとみらい(以下、MM)新港地区エリアで国内初となる立体音響を搭載したエンタメ自動運転EVバスの公道走行実証が行われた。

半導体の開発などを手掛ける(株)マクニカ=本社・港北区=が主体となり、2月3日と4日の2日間にわたり実施。横浜ワールドポーターズ前のバス停を出発し、万葉倶楽部、マリン&ウォーク、赤レンガ倉庫前の公道を約20分間走行した。

自動運転EVバスは11人乗りで、ハンドル、アクセル、ブレーキがない。最高時速は18Kmで、1回の充電で約9時間(100Km)の走行が可能。ソニー(株)の音響技術を使い車内前方と後方に各2つ設置された計4つのスピーカーから音楽を流し、360度の立体音響で全方位から聞こえる車内空間を実現させた。

乗車した神奈川区在住の中村愛麻(えま)さん(7)は、車内で流れたYOASOBIの『アイドル』に合わせて手をたたいたり口ずさむなどして楽しみ、「聞けてよかった」と笑顔を見せていた。

現在、MM21地区を起点に横浜を音楽の街にブランディングする「ミュージックポートヨコハマ」が進められている。まちの移動に音楽を取り入れることで、来街者の滞在時間を増やし、経済活性化によるにぎわい創出を目指している。