2023年神奈川県広報コンクールで、「広報あつぎ」が広報写真部門(一枚写真)で、また愛川町が制作した動画が映像部門でそれぞれ最優秀賞を獲得した。2月5日に海老名市で表彰式が行われた。

広報コンクールは、自治体の広報活動の向上を目的に毎年実施されている。今回の審査対象は、23年1月から12月までに発行・発表された「広報紙(市部・町村部)」「広報写真(一枚写真・組み写真)」「映像」の3テーマ5部門について、専門家が審査。各部門で最優秀賞が選ばれ、広報写真(一枚写真)で「広報あつぎ」が、映像で愛川町が制作した動画「みんな共生はあたりまえ中津小学校の多文化共生」が受賞した。

市内酪農家にスポット

厚木市の作品は、広報あつぎの6月1日号で、6月の牛乳月間に合わせて同市内の酪農家を掲載した。市内では、8軒が酪農を営んでおり、経営状況は厳しい。応援する乳製品消費キャンペーンを実施し、その告知に合わせ、市内酪農家にスポットを当てた。

撮影者は、「手塩にかけて育てている牛への餌やりの風景を写し、一頭一頭の命と真摯に向き合っている様子が伝わるよう意識した」という。

同市の原田ルミ子広報課長は、「厳しい状況下でも命と真摯に向き合う酪農家の日常を伝え、関心を高める紙面に取り組んだ結果、このような評価をいただき感謝している。今後も市民の皆様に充実した情報を届けていきたい」と話した。

18カ国児童通う中津小

愛川町が制作した動画は、町内の中津小学校において、多文化を当たり前のように受け入れている子どもの姿を紹介している。

町広報班の薄直宏さんは、「様々な国の人や文化が身近な町。改めて特色を町民に知ってもらおうと企画した」と話す。

同小は、440人の児童のうち116人の外国に関わる児童がおり18カ国にも及ぶ。動画では指導や教員の姿勢などインタビューも紹介され、インクルーシブな教育の一端を映像化している。

諏訪部紀保総務課長は「最優秀賞は嬉しい。今後も町民に親しみやすく分かりやすい広報づくりを目指していく」とコメントした。