横浜市立若葉台特別支援学校(横浜わかば学園)=若葉台2の1の1=の第1期卒業生の浅井裕妃さん(25、青葉区在住)が、2月13日から同校で展覧会を開催している。展覧会は2019年以来5年ぶり。

浅井さんは1998年3月、体重が1000gに満たない早期出産未熟児で生まれた。緑区の新治特別支援学校を経て、2013年に第1期生として同校のA部門(肢体不自由教育部門)に入学した。

同校在学中のプログラムをきっかけに、絵画や俳句に興味を持った浅井さん。16年に同校を卒業後も、障害者支援施設に通いながら、家庭教師をつけて、通常の勉強の他、絵や書、俳句などの指導も受けている。

展覧会は、同校卒業後の17年に初めて開催。以来、19年まで毎年開催していた。また同校に通っていた縁から、若葉台文化祭にも出展するなど、精力的に制作活動を続けていた。浅井さんは「卒業後も地域のコミュニティの場で作品を飾ってもらい、嬉しかった」と当時を振り返る。

しかし新型コロナの影響で20年以降は展覧会も中止に。自身の作品を飾ってもらい、見てもらうことに喜びを感じていた浅井さん。父・清隆さんによると「作品を作っても誰にも見てもらえず、何のために作っているのか分からないという迷いがあったようで、表情が暗かった」と娘の気持ちを慮った。

昨年5月に新型コロナが感染法上の「5類」に移行されたのを受け、清隆さんは同校に展覧会の再開を打診。同校からも快諾を得て、今回の展覧会開催が決定した。

作品は、絵画や書、俳句など約20点。昨年末に亡くなった祖母を思って書いた俳句には絵も添えられている。浅井さんは展覧会期間中の17日(土)に、同校で行われる公開授業にあわせて来校。在校生らと交流する予定。

展覧会は27日(火)まで。作品は同校内で誰でも出入りができる「パン工房わかば」に展示されており、開店時間内は誰でも観覧できる。時間は火〜木曜が午前10時から午後2時、金曜が午前10時から午後1時。展覧会に関する問合せは同校【電話】045・923・1300。