川崎市は2月6日、2024年度の予算案を公表した。中原区関連では、救急隊の新設、消防力や救急医療体制の強化など防災や、子どもが育つ安全な環境づくりの整備に注力。区役所予算では地域活性化のコミュニティづくりや安心・安全なまちづくりの推進などに充てた。

救急体制の整備拡充で2億9692万円を計上。救急救命士養成と救急自動車を増強し、救急隊を24年度から中原消防署に新設する。25年3月には中原消防団大戸分団下小田中班器具置場が完成予定。

子育て関連では障害児等への相談・支援の実施に5億7073万円。中原区に、障害や発達に心配のある子どもの発達・支援センターの整備を推進する。

街づくりに関しては、矢向駅から武蔵小杉駅間の3駅を高架化するJR南武線の連続立体交差事業の推進に33億3240万円。(仮称)等々力大橋などの橋りょう整備に12億1200万円が計上された。小杉駅周辺地区の民間開発の誘導等には1737万円。商業や民間活力をいかした再開発事業により、魅力ある広域拠点の形成を目指す。

等々力緑地を含む大規模な公園緑地の整備には40億5032万円の予算を投じた。移転する市民ミュージアム事業には9億4442万円を充て、組織改正で市民文化局に新たな市民ミュージアム準備担当が置かれる。

市制100周年記念事業の取り組みには8億3463万円、同時開催する全国都市緑化かわさきフェア事業には24億915万円が計上された。中原区でも845万円を予算に組み入れ、「市制100周年記念なかはらコアまつり」の開催や区役所敷地内の花壇を装飾し、地域主体による区の魅力発信に力を入れる。

区予算に9億7千万円

区別予算として、中原区には前年度比2・8%増の9億6956万円を計上。地域活性化に向けて武蔵小杉駅周辺地域のコミュニティ形成を支援し、官民連携の協働プロジェクトを実施する。