川崎市市民ミュージアム主催の史跡巡り「柿めぐる道みんなで伝える!昔ばなしと寺社めぐり」が3月9日、16日に麻生区内で開催された。

同ミュージアムは、川崎市の歴史への興味、理解を深めてもらうことを目的に、2000年度から二ヶ領用水など、市内の歴史的スポットを巡る企画を実施してきた。昨年10月に事務所が中原区から移転されたことから、今回初めて麻生区内で開催されることになった。

今回は「柿」をテーマに寺社めぐりを実施。9日は白山神社で、旧柿生村にまつわる話から歴史を学ぶ講座を行った。

16日は区内外から15人が参加。スタート地点となった星宿山王禅寺で、森光彦副住職から寺の名前の由来や「禅寺丸柿」の原木について紹介を聞いた後は、同ミュージアム学芸員の谷拓馬さんの説明を聞きながら琴平神社へ。志村幸男宮司の説明のもと、本殿にある天井絵や、江戸時代中期から後期の王禅寺村の様子が分かる古文書が収蔵された資料館を見学した。

谷さんは「区外の方に多く参加していただき、麻生のことを知ってもらえるいい機会になった。市内にまだ辿れていない史跡もたくさんある。座学と見学で多くの人の話を聞く機会を提供できれば」と振り返った。