東京農業大学・厚木キャンパスで研究が進められている、南米原産の果物「ペピーノ」。昨年には厚木市の農産物ブランドをめざして、産・官・学連携によるプロジェクトチームを発足し、活動を進めている。

同プロジェクトでは、新たに収穫されたペピーノを使った試食会を3月5日にプロミティあつぎで実施。山口貴裕市長をはじめ、関係者らを招き、実食によるアンケート調査を行った。

ペピーノは南米原産のナス科の野菜で、同大学によると「メロンや洋ナシのような風味」のある果実。1983年に輸入され、栽培が始まるも糖度が上がらず、定着しなかったという。同大の高畑健教授が研究を進め、2017年には高糖度化の特許を取得。今も研究が進められている。

試食会当日は、ペピーノの生果、(株)ヤマモトヤによるサンドウィッチ、JAあつぎによるジェラート、(株)アーバンによるジャムの4種類が用意され、参加者は味を確かめながら、商品イメージ・味・食感・価格・リピートなど7項目について真剣にアンケートに記入していった。

高畑教授は「厚木市からの支援は本当にありがたい。厚木市でのブランド化しか考えていない。ワクワクするものを作りたい」とあいさつ。

試食を終えた山口市長は「前回より甘くなっていて美味しく期待できる。ペピーノブームを厚木から発信できるように、その思いを共有していきたい」と話した。

同プロジェクトは今年度の市農産物等ブランド化推進事業交付金に採択され、3カ年かけてブランド化を進めていく。