愛川町の中学2年生308人を対象にした「愛川町十四歳立志式」が3月13日、町文化会館で行われた。

立志式はかつて武士や貴族の男子が15歳になると成人に達したことを示す「元服」にちなみ町が毎年開催している。コロナ禍ではオンラインによる開催となったが、今年は4年ぶりに文化会館で開催された。町によると、県内では自治体が主催して行っているのは他にはないという。

生徒は、「冷静沈着」「失敗は成功の基」など四文字熟語やことわざなどが書かれたボードを持ち、「わたしたちの誓い」として家族や友人への感謝の気持ちや将来への思いなどを動画で発表した。

その後、町出身・在住で2018年1月に日本人初の無補給単独徒歩で南極点に到達した冒険家の荻田泰永さんが講演。「極地への挑戦」をテーマに自身の経験をユーモアを交えながら語り「時代を追いかけることも大事だが、何かに好奇心を持つことなど時代が変わっても変わらないものを大事にして」と生徒に呼び掛けた。

小野澤豊町長は「今日の日を改めて出発点としながら、これからの希望に満ちた長い人生につなげて、立派に成長されることを願っています」とエールを送った。