横浜市の山中竹春市長が3月20日に磯子区の根岸地区センターを訪れ、根岸地区連合町内会(横田秀昭会長)の住民と意見交換を行った。

これは市長が地域で活動する市民と直接対話を行う事業「市長と語ろう!」の取り組み。今回は「地域が小中学生と共に取り組む防災」がテーマで、同地区連合から地域防災拠点運営に携わる住民や消防団員、小中学生など13人が参加。防災に関する同地区での取り組みや思いなどを、それぞれの立場から山中市長へ伝えた。

小中学生も力に

同地区では「自らのまちは自らの手で守る」という意識で、長年にわたって自治会町内会、消防団、学校などが連携して防災活動を展開している。かつては各区で組織されていた「少年消防クラブ」が現在も地区独自に活動を続け、クラブ出身の消防団員もいる。同地区の少年消防クラブに参加する児童はこれまでの活動をもとに「普段はできない体験ができて、消火器の使い方とかも意外と難しかった。いざという時のために少年消防は必要」。地域防災拠点となる小中学校での訓練も地域と連携した形で取り組んでおり、拠点運営委員の一人は「発災時には中学生に避難所へ来て手伝ってもらえる体制を作りたい」と語った。

山中市長は「防災を切り口にして地域の絆を守っているのは、横浜の中でもユニークだと思う。本日伺った内容を今後の市政にも生かしていきたい」と話した。