横浜市の来年度予算案が3月26日に議決され、都筑区が2024年度に行う自主企画事業の予算が確定した。同事業の予算額は今年度とほぼ同額の約1億円。横浜市の中期計画を踏まえ、子育て施策や脱炭素化社会の推進に向け取り組む。また区制30周年を契機に魅力を発信・再発見することで、より「住みたいまち」「住み続けたいまち」の実現につなげていく。

自主企画事業費は、地域のニーズに応じて個性ある区政運営を推進するための予算として市内18区に割り振られる。都筑区の予算総額は1億23万7千円で、前年度の1億35万8千円から微減となった。3つの柱=左表=で39の事業を展開し、地域課題に対応しながら多世代が安心して住み続けられるまちづくりを進める。予算編成にあたり、区民アンケートや市民・区民意識調査の結果を踏まえるなど、積極的に区民の声を反映するとともに、事業効果を把握するよう努めたとする。

「子育て世代をはじめ、あらゆる世代が住み続けたいと思えるまち」では、「妊娠期から学齢期までの切れ目のない子育て支援事業」など子育て支援に一層の力をいれる。また、区制30周年記念事業には約887万円を計上。周年イベントで都筑の魅力を知る・再発見する機会をつくり、街への愛着を深めたい考えだ。記念式典を始め、自然あふれるスポットを巡る「”つづきのたからもの”スタンプラリー」(仮称)や子どもたちがが伝統芸能に触れるワークショップ、子育て応援スタンプラリーなどを予定する。また、若手職員による庁内プロジェクトとして、都筑野菜を使用した区制30周年記念給食を実施。「都筑愛」の醸成を図る。

「活気とにぎわい、魅力あふれるまち」では、都筑をホームタウンにする横浜ビー・コルセアーズなどとの連携や、気軽に参加できる文化・スポーツイベントの実施、SNSを活用した商店街振興、ものづくり企業や都筑野菜の生産者との連携に取り組む。

「花と緑にあふれ、豊かな環境を育むまち」では、緑豊かな区の特性を生かし、地域資源の公園や緑道などの整備や脱炭素化を図る取り組みを進める。「みんなで花と緑のまちづくり事業」を拡充し、ボランティア団体・個人の活動支援に取り組むとともに魅力ある豊かな環境資源を広く発信。GREEN×EXPO2027の機運醸成につなげていきたい考えを示した。