大規模災害時に備えた地域防災力の強化を目的に、総務省消防庁から平塚市に新しい消防団車両が配備された。3月28日に消防署本署で車両引渡式が行われ、更新された3台とともに車両がお披露目された。

無償貸付制度により消防団第18分団(岡崎分団)に配備されたのは救助用資機材搭載型消防ポンプ自動車1台。消防ポンプ機能に加え倒木などを切断できるチェーンソーを積載し、さまざまな災害現場での活躍が期待できる。

更新されたのは大野出張所の消防ポンプ自動車1台と、消防署本署、海岸出張所の救急自動車2台。消防ポンプ自動車は、安全性・機能性が向上しており、1月の能登半島地震発生を受けて緊急消防援助隊として出動した。救急自動車は、サイレンの音量を変えずに不快感を軽減するコンフォートサイレンを装備している。

消防団は市内に19分団あり、それぞれ車両が1台ずつ配備され、更新時期を迎えると予備車、廃車となる。

二宮(にみや)敏郎消防団長は「新しい車両は起伏の激しい岡崎の道にも対応できる。車両への期待に応えられるように隊員の訓練も力を入れていきたい」と意気込んだ。