厚木市消防本部(岡田政弘消防長)はこのほど、土砂災害や大規模地震への対応力強化として、県央地区で初となる災害対応用重機を導入した。また消防訓練用ユニットを整備し、3月19日には、北消防署睦合分署で両資材を使った訓練を公開した。

今回の導入は、東日本大震災をはじめ、熱海市の土砂災害、能登半島地震など派遣された隊員の経験を集約して行われたもので、どの災害でも人力だけでは復旧できないことが発生するという。これまでは災害協定に基づいて重機とオペレーターの支援を受けていたが、市内で災害が発生した際により迅速に対応できるように、機材と訓練の両面から隊員を育成していく考えだ。

訓練では、ユニットを使い倒壊した家屋を想定した救助訓練と、重機の先をハサミ型のフォークに変えての倒木除去などが公開された。予算は災害対応用重機が536万円、訓練用ユニットが合わせて616万円。

市消防本部管理課では「重機の扱える隊員も養成し、もしもの災害にしっかりと対応できるようにしたい」と話した。