若葉台中学校(旭区若葉台)の生徒たちが3月28日、地域課題の解決をテーマに取り組んできた活動成果を報告。道路の乱横断を防ぐ方法や、公園利用者を増やすアイデアを提言した。

同校では地域学校協働活動推進員が中心となり、2022年度から「若葉台デザイン思考Labo」(磯本桂太郎所長)と銘打つ取り組みが進められてきた。これは、各教科で学んだことを実社会の問題発見・解決に生かす「STEAM教育」を実践するために始まったもの。有志生徒たちは23年度、”研究員”として住民や各種団体の協力を得ながら、若葉台の課題解決を目指してフィールドワークやアンケート調査などを進めてきた。

地域や学校関係者、行政職員などを同校に招いた最終報告会。歩行者が信号や横断歩道のない場所を渡る問題を取り上げた生徒は、乱横断する人の割合や理由に関する調査結果を紹介。その対策として、標識やポスター、危険個所マップなどを通じて注意を呼びかけることに加え、歩道橋のエレベーターや横断歩道を設けるハード面の整備も提言した。

公園利用者が少ないことに着目したグループは、遊具の少なさや暗さなどが不満につながっていることを調べあげ、各公園の遊具が一覧で分かる看板や街灯を設置することの重要性を訴えた。報告を聞いた磯本所長は「私たちの想定を大きく超える発表内容。プレゼン方法もそれぞれに工夫があった」と生徒たちの取り組みを称えた。また、「STEAM教育の実践の機会が、他の学校にも広がっていけば」と期待していた。