増え続ける外国人スタッフ。現場では、「どう教えたらいいのかわからない」「コミュニケーションがうまく取れない」と戸惑っている人も多いのではないでしょうか。

ポイントは、「業務の教え方」だけでなく「接触回数」にあるというのは『行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術 外国人と働く編』の著者で行動科学マネジメントの第一人者である石田淳氏。日本人スタッフによる「バイトテロ」にも有効だという"4つの声掛け"を教えてもらいました。

「バイトテロ」の背景にコミュニケーションの問題

外国人労働者の受け入れ拡大についての政策が話題となっていますが、人手不足の日本で働く外国人労働者の数は、さらに増え続けることは確実です。

現場で、外国人スタッフに"教える立場"となる人は、少なからず戸惑いを感じるかもしれません。そもそも、日本人であっても新人を一から育てるのは簡単なことではありませんから、日本語が堪能ではない外国人スタッフに仕事を教えるのはことさら難しいことでしょう。

ですが、うまくいくカギは、業務の教え方ももちろんですが、「接触回数」にあると私は考えています。

これは、基本中の基本であり、外国人スタッフ・日本人スタッフに共通する非常に大切なポイントです。

例えば、「バイトテロ」の問題。

ここ数年、飲食店やコンビニのバイト従業員が、店内やバックヤードで悪ふざけをした写真や動画を自らのSNSに投稿し、それが爆発的な勢いで拡散される事態が頻発しています。今年はじめに続出した、悪ふざけの動画が社会問題にまで発展した事例は記憶に新しいところです。

こうした事態を受け、各企業の経営者や管理部門の人たちは「うちでも、こんなことが起きたら大変だ!」と戦々恐々としています。