男子就活生の多くが就職したいと思う会社はどこか (写真:Fast&Slow/PIXTA)

就職内定率は昨年よりやや上昇――。

文化放送キャリアパートナーズの就職情報研究所が発表している3月下旬時点の内定率を見ると、内定保有率は33.4%で、3月上旬の23.9%から9.5ポイント増えた。前年同期比では2.2ポイント増と、前年をやや上回る数字となっている。

コロナ禍による就活生の危機感から早めに内定を決める学生が増えていることもあるが、昨年のように面接や選考を見合わせる事態にまで至ってないことも、前年比で内定保有率が上昇している要因として考えられる。

そんな中、2022年卒生はどんな会社に注目しているのか? 4月4日の配信記事「2.5万人の就活生が選ぶ『就職人気ランキング』」で、2022年卒生の就職人気企業を紹介した。同時に男女別、文理別といった属性別のランキングも作成している。今回は男子就活生1万人に絞った「就職人気ランキング・男子学生版」の上位100社を見ていきたい。

文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所では毎年、興味を持っている企業を就活生に尋ねる「就職ブランドランキング調査」を実施し、定期的に発表している。

調査対象者は、就職サイト「ブンナビ!」に登録する現在就活中(2022年春卒業予定)の大学生や大学院生。2020年10月1日から2021年3月15日までの調査期間の間に、全体で2万5000人以上が回答している。

ランキングで「前半」と表記しているのは、調査を就活時期の前半と後半にわけて実施しているためで、あこがれやイメージが強い就活の「前半」と、実際の説明会や面接を経た「後半」との傾向の違いを分析している。

上位には金融系企業が多くランクイン

1位は総合でもトップの伊藤忠商事。働き方改革に対する評価が高く、男子のランキングでは3年連続で1位となっている。

2位は日本生命保険で、前年の男子順位7位からジャンプアップ、総合でも2位になった。3位は三菱商事、4位は大和証券グループ、5位東日本旅客鉄道(JR東日本)と続く。

上位は保険や証券など金融系が多く、トップ10のうち6社がランクインしている。メガバンクも数年前と比べると順位を下げているが、9位みずほフィナンシャルグループを筆頭に上位に顔を出している。