シリーズ累計50万部のベストセラー『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』の最新版『LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2) 100年時代の行動戦略』がついに刊行された。

人生設計の転換期を迎えた日本で、「このままでは食べていけない」というハードな理由でのライフ・シフトだけでなく、よりカジュアルでポジティブなライフ・シフトのやり方があるのではと提起する日比谷氏が、その実践法を解き明かす。

よりカジュアルなライフ・シフトを

『ライフ・シフト2』は、産業構造も就業環境も変わるという変化の多い時代において、適応やリスキリングの大切さと、そのためのインプットや、コミュニティーの大切さを説いた1冊です。前作はロジカルに書かれていましたが、今作はストーリー仕立てで具体的な考え方が提示されています。

これまで「現状維持でいい」と言っていた人たちも、コロナによっていやでも変化せざるをえなくなりました。特に経済界からは、これを機に人材の流動性を高め、リスキリングを促すきっかけになればという声が聞こえてきます。

ただ、この流れを「このままでは食べていけなくなるから」というホラーストーリーとして解釈するのは気が進みません。生き抜くための準備は自己責任でという感じや、さらなる自己成長を目指そうというマッチョ感で語るのも、誰にも共感されるものではないのではないかと。

自己責任意識や成長意識で動ける人はもうすでに動いているので、僕はもっとカジュアルに、ネガティブでなくポジティブな形で、誰もが「変化に対する備えを事前にやっていく」という捉え方で本書のメッセージを広げていくのがいいと思います。