東京国税局で国税職員として勤めた後、NSC(吉本総合芸能学院)に入学し、芸人の道へ。Twitterで税やお金に関する情報を投稿したことが話題になり、執筆や講演、メディアへの出演など各方面で活躍する、さんきゅう倉田氏。

コミュニケーション力、トーク力を活かした「お金」や「税」の話が「わかりやすい」と評判で、税理士会、法人会、医師会、各種学校、中小企業などで5000人以上に講演をするなど、人気を呼んでいる。

自他共に認める「6000人の吉本芸人の中で一番お金に詳しい芸人」の、さんきゅう倉田氏が、このたび、『お金持ち 貧困芸人 両方見たから正解がわかる! 世界一やさしいお金の貯め方増やし方 たった22の黄金ルール』を上梓した。「節約」「節税」「貯金」「保険」など、お金の基本的なことを初心者にもわかりやすく解説しつつ、お金持ち、お金がない貧困芸人両方の「実際に目撃したエピソード」が満載の1冊だ。

さんきゅう倉田氏が、「財布でバレる! 『お金が貯まらない人』の悪習慣」について解説する。

「お金が貯まらない人」が言うこんなセリフ

ぼくは、東京国税局に勤めた後、吉本興業さんの養成所であるNSCの門をたたき、芸人の世界に足を踏み入れました。

「6000人の吉本芸人の中で最もお金に詳しい芸人」として紹介されることも多く、経営者団体の講演会などで、これまで1000人以上の経営者に会い、話を聞いてきました。その経験を通じて、裕福な人の「お金に対する考え方や行動の傾向」を肌感覚でつかむことができました。

その一方で、収入がなかなか増えずに困窮する正社員・派遣社員の方もたくさん見てきましたし、なにより芸人仲間からは「お金がない話」「借金の話」を、これまで何度となく聞いてきました。なかには、「借金が200万円以上ある」という先輩芸人もいます。

いろいろな人と話してきましたが、「お金が貯まらない人」に限って、よく言うのが「いつのまにかなくなっている」「何に使ったかわからない」というセリフです。「月々、自分はいったい何にお金を使っているのか」よく把握していないケースも実に多いのです。

よく観察して見ると、普段の行動の中に「お金が貯まらない『悪習慣』が」潜んでいる場合は、決して少なくありません。

とくにそれは、何気ない「持ち物」にあらわれたりします。とりわけ、「お金」が出入りする「財布」を見れば一目瞭然だったりするものです。

「お金が貯まらない人」に多い「財布」の特徴とは、いったい何でしょうか?