人は出会ってから数秒で、無意識のうちに相手の印象を決めてしまうとされています。第一印象が人間関係を左右するといっても過言ではありません。
しかし、「初対面で自分の魅力を伝える」というのはとても難しいことです。

『知的で気品のある人がやっている 気くばりとマナー』では、著者がアナウンサーとして何度も失敗を繰り返しながら体得し、マナー・話し方講師としての視点を加えてブラッシュアップさせた、第一印象を最高のものにする気くばりやマナーを紹介しています。

本稿では同書より一部を抜粋しお届けします。なお、本稿で紹介する手土産の情報は、同書執筆時のものです。

贈り物上手になるには

人の喜ぶ顔を見るのはうれしいですよね。

季節の贈り物のほかにも、誕生日や記念日、久々の再会のときなどにさりげなくプレゼントできれば、もうあなたは「贈り物上手」です。

手土産用のお店を決める

そうはいっても忙しい毎日の中で、じっくりと品物を選ぶ時間はないのも事実。それなら、行きつけのお店を持ちましょう。プレゼント選びをスムーズにできるお気に入りのお店を見つけておくのです。

贈る品物別・金額別のリストをつくる

和菓子、洋菓子など品物別のほかに、金額別にも目星をつけておけば、毎回、手土産に迷わずにすみます。また日持ちのする菓子折りを数点買い置きしておくと、急に訪問することになったときなどに慌てずにすみます。

私は1000円程度の菓子折りと、3000円程度の菓子折りを5つくらいずつ常備しています。表にふせんで賞味期限を記しておくと便利です。

記事後半に、私が実際に使用している「金額別手土産リスト」を掲載しましたので、参考にしていただけるとうれしいです。

目上の方や彼の実家へのお土産をスマートに渡す

では、その手土産の渡し方のポイントについてもお伝えしましょう。
まず、目上の方へのごあいさつや、彼の実家を訪問する際のポイントです。

手土産については、できれば風呂敷に包み持参したいところですが、難しい場合は紙袋に入れて持参し、お渡しする際は紙袋から出して両手で渡します。

渡し方は、和室の場合は手土産は下座(入り口側)に置き、ごあいさつをしてから風呂敷(または紙袋)を広げ品物を取り出します。品物を相手側に向けて両手でお渡しします。洋室の場合は椅子に座る前にお渡しします。