子育てにおいて繊細で大変な時期の1つは、なんといっても赤ちゃんが生まれて間もない時です。

赤ちゃんが生まれたとたん、2〜3時間おき(もしくはもっと頻回)の授乳、おむつ交換、寝かしつけと夜通し赤ちゃんにつきっきりになり、ママもパパも睡眠不足になります。そして、ミルクをあげる目安の量であったり、室内温度の調整であったり、おむつの絶え間ない交換であったり、ママもパパも疲弊することばかりです。

ただ、なんといっても最もママとパパを疲弊させるのは、赤ちゃんがどうして泣いているのかわからないということだと私は感じています。

ママは赤ちゃんが生まれると赤ちゃんを守りたいという本能から、泣いている赤ちゃんをみて辛いのではないかと感じ、泣き止ませてあげられない状態が続くとただただ焦燥感にかられてしまいます。

そして、女性ホルモンの変化により、パパにもあたりがきつくなり、「こんなことを言ってしまうなんて」と自分を責めてしまったり、産後うつになったりするママもいるのです。

上記のような状況から10人に1人の人が産後うつを患っていると言われてきましたが、コロナ禍の今、2021年10月の専門家の調査では、「コロナに子供を感染させたくない」と人とのかかわりを極端に減らしていることで、従来の2倍の人が不安から産後うつを患っているという調査報告もでております。

コロナ第6波の到来が心配な中で、泣いている赤ちゃんとどのように接していけばいいのでしょうか?

赤ちゃんが泣くということはどういったことなのか?

そもそも赤ちゃんが泣くということはどういうことなのかを知ることで、育児に対する考え方が変わり、ママもパパもお互いのことを思って過ごしていくことができるかと思います。今まで3000人の赤ちゃんの育児相談を受けましたが、赤ちゃんを泣き止ませられないと困っているママやパパに多く出会っています。

ですから赤ちゃんの泣きについてまずはお話できればと思います。

生まれてすぐの赤ちゃんは手も足も自分の思い通りには動きませんし、言葉も話せません。当然自ら抱っこをされるためにママのほうに行くことはできませんし、寝ている体勢を変えたり、おなかがすいたと伝えたり、あついから服を脱がせてほしいと伝えることもできません。こういったことを言葉で伝えるかわりに泣いて教えてくれるのです。