少子化に伴う受験人口の減少によって「大学全入時代」がやってくるといわれる一方で、志望する大学に合格できず、何年も挑戦を続ける「多浪生」もいます。9浪して早稲田大学に一般入試で合格し、27歳で入学した濱井正吾氏(31)も、かつてはその1人でした。

新著『浪人回避大全 志望校に落ちない受験生になるためにやってはいけないこと』を上梓した濱井氏が、多浪生に共通する特徴と合格するために何をするべきなのかについて解説します。

9浪して早稲田大学に入学した私は、50人以上の多浪経験者から話を聞きました。その結果としてわかったのが、多浪してしまう人というのは頭の出来の問題ではなく、単純に期日までに物事を終わらせられないから不合格になってしまった人が多いです。

一方で、多浪しても合格できた人というのは、「期日までに物事を終えられる人」になったからだといえます。今日は期日までに物事を終えられずに多浪生になった人に共通する3つの特徴と、彼ら彼女らがどのようにして思考を変えたのかについてお話しさせてください。

楽観的でも悲観的すぎてもダメ

期日までに物事を終えられない人の特徴の1つ目は、「漠然とした不安を持っていて、その不安と正しく向き合えない」です。

皆さんは楽観的なタイプですか、それとも悲観的なタイプですか。期日までに仕事を追えられない人というのは楽観的なタイプの人が多いです。不安には思っていても「まあなんとかなるだろう」と考える人ですね。

一方で、悲観的なタイプであればそれでいいというわけではありません。悲観的であってもうまくいかない人が少なからずいます。そういう人は、漠然とした不安に襲われて、悲観的になりすぎて緊張したり不安に思ったりして、「もうダメだ」と考えて行動に移せないことが多いです。

なんとなく不安に思っていながらも、楽観的で不安と向き合わない人はうまくいきませんし、「もうダメだ」と悲観的になって、さまざまなことをシャットダウンする人も失敗しやすいのです。