記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第18回は「暗記のコツ」について、西岡氏が解説します。

この連載のほかの記事はこちらからご覧ください

自分の認知特性を知ると、勉強の効率が高くなる

みなさんは、何かを暗記するときにどのように覚えていますか。

・何度も書いて覚える

・口に出して音読して覚える

・図とかイラストを使って、ビジュアルで覚える

おそらくですが、これらの覚え方を実践している人が多いのではないかと思います。

「でも、結局どの覚え方が一番覚えられるんだろう?」「今のこの暗記法って、間違っているんじゃないか」なんてことが気になっている人もいるのではないかと思います。

実は、この問いに対する回答は「人による」というものになります。みなさんは、人間に「認知特性」というものがあるのをご存じですか。自分の認知特性を知っておくと、自分に合った暗記ができて、勉強の効率が非常に高くなるのです。