記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第27回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の黒田将臣氏が、成績に直結する「問題を客観的に分析する力」について解説します。

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大学入学共通テストでも重視「客観的に考える力」

客観的に物事を考えられるかどうかは受験の結果にダイレクトに響いてきます。どんなに知識があっても、客観的に考えることができない人だと答えられない問題というのがたくさん存在しているのです。

とくに、近年の大学入学共通テストでは、この力が非常に重視されるようになりました。客観的に考える力は、これから先の入試で非常に重要視されるものだと考えられます。この力について、漫画『ドラゴン桜』ではこんなふうに説明されています。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)