記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第28回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の黒田将臣氏が、東大合格者に共通する「試験で最初にやること」について解説します。

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東大に合格できる人は全員同じ行動をしている

みなさんは「東大の合格は、試験開始5分で決まる」と言ったらどう思いますか。私は“ずる賢い”テクニックを駆使して東大に合格した人間です。また多くの東大生と交流し、多くの東大合格者たちを支援してきました。

そんな中でわかったことは、「東大に合格できる人は、試験開始5分で全員同じ行動をしている」ということでした。この行動をしていない人は、それまでどれだけ勉強してきていても頭がよかったとしても、東大に合格することができないのです。

今日はこの魔法のテクニックについて、みなさんに共有させていただきます。まずは、『ドラゴン桜』のこちらのシーンをご覧ください。これは、「模試で1位だった人が東大に落ちた」というエピソードを語っているシーンです。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)