ビジネスパーソンの学び直し熱が高まっている。予測不能な時代において、新しいスキルの習得は不可欠。しかし、何をどう学べばいいのか。本を読むだけではダメなのか。本稿では、年収260万円から2年で10倍アップを実現した馬渕磨理子氏が、新時代における学び方の基本を解説する(本稿は、馬渕氏の新著『収入10倍アップ高速勉強法』より抜粋・編集を加えたものです)。

報酬は「独自性」によって支払われる

なぜ社会人になってまで勉強をしないといけないのでしょう。数ある理由の1つが、「自分の独自性を発揮するため」 です。よく言われることですが、AI(人工知能)やITに取って代わられないように勉強するのです。その独自性が認められれば、報酬が支払われます。

私がトレーダーになった時は、「これからアルゴリズムの時代でトレーダーなんて職業は厳しいんじゃない?」。アナリストになった時は、「あと10年経ったら、AIに一番取って代わられる職業だね。大丈夫?」と周りから心配されました。

では、AIやテクノロジーの進歩によって、これらの職業が失われたでしょうか。

そんなことはないですよね。10年経ってもなお、個人投資家で成果を上げる人や、アナリストとして取材力と分析力で活躍する人はたくさんいます。人は人でしかできない仕事に専念できる時代になりました。

AIの台頭を理由に、努力しない言いわけを作るのは簡単なのです。

最近では、メタバースの登場によって、現実社会で努力する意味がなくなるのではと言う人も見かけます。AIの登場の時と同じロジックです(人間は常に、どこかに「なまけたい」という下心を抱く生き物なのかもしれません)。