記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第30回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の相生昌悟氏が、自分の意見を相手にきちんと理解してもらえるように伝える方法について解説します。

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東大入試でも求められる「意見を客観的に伝える力」

みなさんは、自分の意見を客観的に伝えることができますか。昨今、自分の意見を求められることは多いですよね。就職活動でも会社の仕事でも、もっといえば入試でも、意見を述べられるかどうかが評価されるようになりました。

頭のいい人はしっかりと自分の考えを客観的に伝える能力がある人であり、相手が納得しやすいように自分の意見を伝える能力がある人だと言えます。

そして東大でも、推薦入試や小論文の問題で、これらの能力を評価しています。東大も、「正しく意見を伝えられる人材」を求めているわけです。今回は、「自分の意見を客観的に伝える方法」についてお話ししたいと思います。

まずは『ドラゴン桜』から、「優先席についての小論文問題」で、生徒が2人とも0点だと断じられたシーンを見ていきたいと思います。

(外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

「ドラゴン桜」で小論文の書き方を伝授するシーン1

「ドラゴン桜」で小論文の書き方を伝授するシーン

「ドラゴン桜」で小論文の書き方を伝授するシーン2 (漫画:©︎三田紀房/コルク)