「そっか、日本と韓国って」と検索したことがあるだろうか?

「韓国へのイライラ、日本へのモヤモヤがいっきに解消する」「グローバルな視点で、確かな学術論文に依拠しつつも、爆笑エピソードが満載で、絶対にこの著者にしか書けない」と話題を呼び、『週刊ダイヤモンド』『PRESIDENT』等のビジネス誌の書評、およびアカデミーヒルズの「今読むべき新刊書籍」としても評価されているのが、新刊『そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』だ。全国のさまざまな大学図書館にも置かれ、一部の大学の授業では「課題図書」として使用されるようにもなっている。

著者は、『最強の働き方』『一流の育て方』などのベストセラーでもよく知られる、著作累計70万部のムーギー・キム氏。京都に生まれ、日韓両国の文化の中で育ち、フランス・香港・シンガポールで学び働いてきた。同書は「日本や韓国について『フラットな視点で』『楽しみながら』両国関係をもっと知りたい人」向けに書かれた「人生で最も書きたかった“日韓関係の教科書”」だという。

以下では、そのムーギー氏が、「『日韓関係が史上最悪』と思い込む人に欠けた視点」について解説する。

「日韓関係は、戦後最も冷え込んでいる」は本当?

みなさん、すっかり肌寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしですか?

「冷え込んでいる」と言えば最近の天気世界経済動向、そして日韓関係というのがすぐ思い浮かぶ。

最近は「徴用工問題の原告への支払いを韓国の財団に肩代わりさせよう」というプランが取り沙汰されつつも、「戦後最も冷え込んでいる」とされる日韓関係だが、はたして本当にそうだろうか?

見方を変えれば実際のところ、「史上空前の活発な交流」が行われているとも言える。新刊『そっか、日本と韓国って、そういう国だったのか。』は有難いことに多くの大学の図書館でもお求めいただいており、なかには大学で「授業の課題図書」に指定していただいたケースまである。

そして、次代を担うZ世代の方々から多くの感想文が送られてきているのだが、総じて「私の親の世代は韓国に反発している人が多いのですが、正直、私の世代は悪い感情など抱いておりません」「貧しいころの韓国を知らず、『流行の最先端の国』というイメージが強いです」などのお便りを拝受している。

本コラムでは、両国の対立をあおるメディアや一部の人も多い中で、関係改善の希望を確かに抱かせてくれる「ポジティブな兆候」に焦点をあててみたい。