記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第37回は西岡氏が、ケアレスミスをなくす方法について解説します。

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東大生は「ケアレスミス」の考え方が全然違う

みなさんは、ケアレスミスをする人ですか? それともあまりしない人ですか?

正直な話、「どうしてこんなミスをしちゃったんだろう」というミスって、どんなに気をつけていてもなかなかなくならないですよね。

計算ミス、人の名前のミス、提出日の誤認、メールの返事……僕たちはいろんなタイミングでケアレスミスをしてしまって、後悔をします。僕もケアレスミスがとても多かった人間でした。自分でもどうしてそんなミスをしてしまったのかわからないような、ちょっとした軽めのミスをしてしまって大失敗する……なんて経験が、非常に多かったです。

しかし、東大生たちがケアレスミスを見る目線/ケアレスミスへの考え方って、僕らとは全然違うんです。今日はそんな「ケアレスミスへの見方」についてお話ししたいと思います。

まずは『ドラゴン桜』で、矢島という生徒が計算ミスをとがめられているシーンです。

漫画「ドラゴン桜」で計算ミスをとがめられているシーン (漫画:©︎三田紀房/コルク)