記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当で、MBS/TBS系『100%!アピールちゃん』でタレントの小倉優子さんに大学受験の指導もする西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第38回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の相生昌悟氏が、「自分の弱点を正確に知る方法」と「最初に対策すべきところ」について解説します。

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自分の苦手なことをしっかり自覚する

みなさんは、自分の得意なことと苦手なことを理解していますか。東大生のイメージとして、「苦手なことなんてないくらいすごい人」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。すべての能力値が高い人なんていません。

ただし、東大生の1つの特徴として、「苦手なことをしっかり自覚している人が多い」というものがあると思います。自分が苦手なこと、自分があまり得意でなくて、時間をかけないとできないこと……そういったものをしっかりと理解している場合が多いのです。

でも、いったいどうすれば自分の弱点を理解できるのでしょうか。今日はその答えをお話ししようと思います。

まずはこちらの『ドラゴン桜2』の漫画をご覧ください。ここでは、「受験マトリックス」という手法を紹介しています。

(漫画:©︎三田紀房/コルク)