記憶力や論理的思考力・説明力や抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第39回はカルペ・ディエムに所属する現役東大生の永田耕作氏が、「三日坊主の克服法」について解説します。

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東大生にも多い「三日坊主」の経験

みなさんは、三日坊主で物事が終わってしまった経験ってありませんか。「よし、本を1日20ページ読むぞ!」「毎朝6時に起きるようにしよう!」と目標を決めて頑張っていたのにもかかわらず、なぜか3日くらい立つとその目標が達成できなくなって、「もうだめだ」と思い込み、物事が続かなくなってしまう。同じような経験が、勉強でも仕事でも、多かれ少なかれあるのではないかと思います。

東大生にも「毎日4時間勉強しよう!」「毎朝5時に起きて勉強しよう!」というように高い目標を立ててしまい、うまくいかない経験をしたという人が多いです。ただ、そんなときに、東大生の多くは「目標の立て方」を工夫することで対処していました。今日は、「三日坊主にならない目標の立て方」についてお話ししたいと思います。

まずはこの『ドラゴン桜』の漫画をご覧ください。

「ドラゴン桜」で目標設定について説明するシーン (漫画:©︎三田紀房/コルク)