「やってもやっても仕事が終わらない...」。社会人なら、こういった状況に陥ったことのある方が多いのではないでしょうか。

仕事を時間内に終わらせるためには、「優先順位づけが大事」というのが通念ですが、優先順位をつけることで、いっこうにタスクの量が減らないという事態を引き起こしている場合もあると、ビジネス書作家で心理学ジャーナリストの佐々木正悟氏は指摘します。

また、佐々木氏は、自身の著書『なぜか仕事が早く終わらない人のための 図解 超タスク管理術』の中で、優先順位をつけなくても、忙しさから解放される方法があると述べています。これはいったいどういうことなのでしょうか。

優先順位に頼らずタスクを確実に進められる方法について、本書より一部抜粋・編集してお伝えします。

明日できることは今日しない

イギリスのマーク・フォースター氏が発案したマニャーナの法則をご紹介しましょう。

マニャーナの法則は、明日でもできることを今日手がけてはいけないというタスク管理術です。

マーク・フォースター氏は、タスク管理術において「今日という1日をバッファ・ゾーンとして空ける」という独特の言葉で表現します。

“今日”に余裕を目一杯もたせて、時間的な“ヒマ” を作っておくという発想です。