「優しく接していたら、成長できないと不安を持たれる」
「成長を願って厳しくしたら、パワハラと言われる」

ゆるくてもダメ、ブラックはもちろんダメな時代には、どのようなマネジメントが必要なのか。このたび、経営コンサルタントとして200社以上の経営者・マネジャーを支援した実績を持つ横山信弘氏が、部下を成長させつつ、良好な関係を保つ「ちょうどよいマネジメント」を解説した『若者に辞められると困るので、強く言えません:マネジャーの心の負担を減らす11のルール』を出版した。

本記事では、比較的若い30〜40代でも硬直的な考え方の人だと若手から思われてしまう、「ソフト老害」と呼ばれる上司の話を取り上げる。若手社員から「老害」と揶揄されるようにならないためには、どうしたらいいか? 「ソフト老害」と思われてしまう30〜40代の人の口癖を3つ紹介して、その理由を簡単に解説する。

「老害」と思われてしまう人4つの特徴

まずは、「老害」と思われてしまう人には一般的にどんな特徴があるのか? 私は以下4つの特徴があると考えている。

(1)上から目線で自分の意見を押し付ける

(2)過去のやり方こそが正しいと思い込んでいる

(3)自分の非を認めない

(4)年寄扱いされると怒る

共通しているポイントは、理不尽さ、不誠実さである。理にかなっていない言動、真心に欠ける態度によって強い悪影響を受けると、

「老害だ!」

と言いたくなるのだ。1つひとつ解説していこう(※ちなみに「話が長い」「同じことを何度も繰り返す」といった特徴も老害だ、とする意見・記事を目にするがこれらは除いた。これぐらいの特徴で「老害」と表現すると、本質を見誤るからだ。少しぐらい話が長くても、同じことを何度も繰り返したとしても、理不尽ではないし、ましてや不誠実とまでは言いきれない)。