ネット業界、小売業界を中心に大きな注目を集めているサービスが4月21日、ついに日本上陸を果たした。ネット通販(EC)世界最大手のアマゾンが手掛ける食料品配達サービス「Amazon フレッシュ」だ。

同サービスはアマゾンのプライム会員(年額3900円)向けに、別途月額500円で提供するもの。1回の注文あたり配送料500円が必要だが、買い物金額が合計6000円以上の場合はこれが無料になる。最短でその日のうちに商品を受け取ることができる。

日本は米国、英国に次いで3番目

対象商品は野菜や精肉などの生鮮食品、豆腐やパン、惣菜などの加工食品、さらには日用品や文房具などを含め10万点以上。アマゾンジャパンにおける食品・飲料の取り扱い自体は2008年からスタートしているが、今回生鮮食品などが加わり、品ぞろえは大幅に拡大する。

アマゾンフレッシュの商品は川崎の物流センターから運ばれる(写真:アマゾンジャパン)

アマゾンは2007年に米シアトルでこのサービスをスタート。現在は10あまりの拠点を設置し、ニューヨーク、スタンフォード(カリフォルニア州)、トレントン(ニュージャージー州)などに展開エリアを拡大している。

昨年6月には英国のロンドン近郊でも開始、日本はこれに次ぐ3カ国目の展開となった。まずは港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区で始め、徐々に対象エリアを拡大する公算だ。

アマゾンフレッシュの最大のウリは、なんと言っても10万点超という品ぞろえだろう。上記の基本ラインナップ以外に、週に2回開催する「新鮮市」では契約農家から仕入れた野菜、その日の朝に築地で加工された鮮魚なども扱う。ユーザーが届いた商品の鮮度に満足できない場合は代金を返金する「鮮度保障プログラム」も導入した。