日本でも大人気となったピクサー制作のアニメーション映画「カーズ」。初作が公開されて11年目となる今年、3作目となる「カーズ/クロスロード」が7月15日に日本でも公開され、人気を集めている。

1作目は主人公のレーシングカー「ライトニング・マックィーン」が、自分の成長という壁を乗り越え、人生に大切なものを見つけていくストーリー。2作目はマックィーンの相棒である「メーター」の世界を駆け巡る冒険を描く、スパイ映画のオマージュ。

そして3作目となる今作では、マックィーンの前に強大な壁が現れ、人生の岐路に立たされる。これを、新しいキャラクターであるトレーナー「クルーズ・ラミレス」とともに奮闘していく様子が描かれている。

2006年の1作目の頃に仕事を始め、2作目の頃渡米し、3作目の今、思い悩んでいるという、自分の人生と重なる部分が大きく、筆者にとって特別な意味を持っている作品でもある。

初作の指揮を執ったピクサーのジョン・ラセター監督にインタビューをした際、「作品にはどうしても、自分の人生やテーマを意識し、重ねてしまう部分がある」と語っていた。今回の3作目で初監督を務めたブライアン・フィー氏は、米国のインタビューでも、映画のテーマが成長に必要な師匠、メンターの存在であり、フィー氏にとってラセター氏がそれに当たる、とも話していた。

マックィーンをスマホで操作できる

そんなカーズのライトニング・マックィーンが、手元のスマホで動いたりしゃべったりしたら、ファンにとって、またカーズが好きな子どもにとって、これほど興奮することはない「夢」だ。

実は、その「夢」をかなえた企業がある。それは、スマートフォンでプログラミングできるロボットシリーズを展開する、スフィロだ。

スフィロといえば、Apple Storeでも取り扱いのあるiPhoneから操作できる球状のロボット「SPRK+」や、スターウォーズの世界から飛び出してきたロボット「BB-8」などが有名な企業だ。

スフィロは、コロラド州ボルダーに本拠地を置く企業。実はボルダーは、シリコンバレーとは異なるユニークな企業が集まる、異色のスタートアップ企業のホットスポットだ。クラウドサービス、CRM(顧客関係管理)、ヘルスケア、人工知能など、さまざまな企業が成長をしている。