ホンダ「シビック」、マツダ「アクセラ」、スバル「インプレッサ」――。

いわゆる「Cセグメント」に分類される各社を代表する車種で、欧州車ではフォルクスワーゲン(VW)「ゴルフ」、メルセデス・ベンツ「Aクラス」、BMW「1シリーズ」、プジョー「308シリーズ」、ルノー「メガーヌ」、ボルボ「V40」などがこのカテゴリに属する。日本の3車種はトランクを備えた4ドアセダンもそれぞれ擁するが、主戦場はリアゲートが開閉する5ドアハッチバックだ。

トヨタが「カローラハッチバック」で勝負を仕掛ける

その市場に、トヨタ自動車が往年のブランドで勝負を仕掛ける。日本では6月26日にデビューが予定されている「カローラハッチバック」だ。これまで日本では「オーリス」として売られてきた車種を事実上引き継ぐモデルとして、米国では「カローラiM」の後継モデルとして、今年3月のニューヨーク国際自動車ショーで世界初披露された。先駆けて今年1月のジュネーブショーでは新型オーリスが公開されており、これとは別の車となる。

カローラ ハッチバックがカローラの新世代をまずは切り開く(写真:トヨタグローバルニュースルーム)

大衆車の代名詞でもあるカローラの名前を冠しながら、全長4370×全幅1790×全高1435mmと、横幅1700mmを超える「3ナンバーサイズ」のボディに、スタイリッシュかつスポーティなデザインの5ドアハッチバック車として各社に対抗する。セダンのカローラ アクシオ、ワゴンのカローラ フィールダーは現行モデルの販売を当面続けるとみられ、カローラハッチバックがカローラの新世代をまずは切り開く。

筆者は、そのカローラハッチバックの車両価格やパワートレーン、グレード、ボディカラーなどの購入にかかわる情報をいち早く入手した。すでに全国の「トヨタカローラ店」で5月12日より先行予約受注が始まっている。当初のパワートレーンは、排気量1.2Lガソリンターボエンジンと、同1.8Lガソリン自然吸気(NA)エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の2タイプとなる。