駅名の中には、長くて言いづらいもの、略したほうが発音しやすいものが多々ある。せっかく苦労して命名したのに、略称が一般的になってしまえば駅名を考案した鉄道会社としては苦労のし甲斐がないとも思う。

けれど逆の見方をすれば、それだけ世間では親しまれている証しともいえるだろう。こうした駅名はいくつもあるので、まずは昨年11月末に相鉄・JR直通線が開業して何かと話題になっている神奈川県の駅名から見ていきたい。

開業したばかりで早くも略称

1)羽沢横浜国大(相鉄・JR直通線)

相鉄・JR直通線に新設された唯一の駅で、相鉄が管理する駅だが、JR線との共同使用駅のため駅のエントランスには両社のロゴが掲げられている。

昼間は発着する電車が上下1時間に2本ずつと首都圏の駅にしては少ないけれど、将来東急線との直通運転も始まれば、現在の倍以上の本数になるものと思われる。

開業を記念して2019年11月30日に、羽沢横浜国大駅前広場で「ハザコクフェスタ」が開催された。相鉄各駅でもポスターが張られイベントを告知していた。早くも、「ハザコク」が相鉄公認の略称になったかにも思える。長い駅名なので、横浜国大の学生を中心に普及するかもしれない。