新型コロナウイルスの影響で今後の収入に不安を感じている人が少なくないでしょう。実際、休業を余儀なくされて収入が激減したとか、在宅勤務に切り替わって残業代がなくなったなど、痛手を被っている人が目立ちます。この先の雇用にも不安を感じることがあるかもしれません。その一方で、「Stay Home」に伴って時間的な余裕ができたという人もいると思います。

このような状況に際しては、今の自分の「お金」を点検し、今後のプランや資産形成について考えてみることをお勧めします。

有事の備えとして「生活費の1年分」を確保する

新型コロナのような「有事」に限らず、病気やケガ、収入減、急な出費などに備えて、「いつでも使えるお金」を確保しておくのは、家計を防衛するための基本です。

私は、住宅購入資金や子どもの教育費として準備するお金とは別に、「生活費の少なくとも半年分」、できれば1年分程度は、万が一に備えるお金として確保するようにお勧めしています。

収入が減った場合、そのダメージの大きさは、手元資金がいくらあるかに左右され、手元資金がないほど、逼迫した状況になります。半年分あるいは1年分の生活費があれば、もしも仕事を失うようなことがあっても、当面の生活には困らず、その間に生活が立て直せる可能性が高いと思います。

今は新型コロナで経済活動が停滞している、また今後の見通しを立てにくいという状況なので、「生活費の1年分」を確保しておくのが理想的です。自身で生活を立て直そうと思っても、経済が疲弊していればどうにもならないこともあるからです。