2023年3月に栃木県に開業予定の「宇都宮ライトレール」は宇都宮駅東口(宇都宮市)と芳賀・高根沢工業団地(芳賀町)間を結ぶ14.6kmの次世代型路面電車(LRT)だ。

5月27日の早朝、宇都宮市下平出町に建設中の車両基地にLRT車両(愛称:「ライトライン」)の第1編成がついに納入。その様子が報道関係者に公開された。

分割して陸送されてきた「第1編成」

朝4時半ころにはメーカーの新潟トランシスから車両基地に到着したとのことで、現場に行くと養生のラッピングの上に緑色のシートを掛けられた車両が車両基地の線路脇に停車したトレーラーの上に載っていた。「ライトライン」は黄色と黒を基調とする車両であるが、厳重な梱包で中身はうかがえない。まだ荷物といった感じである。

8時ころから始まった車両納入・オンレール作業は、宇都宮の佐藤栄一市長、芳賀町の見目匡(けんもく・ただし)町長も駆けつけて見守った。まず緑色のシートが外され、青いラッピングでぐるぐる巻きにされた車両が現れる。ラップ越しに、黄色と黒の車両のカラーが何となくわかる。

「ライトライン」は1編成が3つの車体で構成され、両端がA車・B車、真ん中の車体がC車となっており、それぞれが分割されて陸送をされてきている。最初にA車の荷卸し作業が始まる。A車の顔は先端が絞り込まれていて、昔、岩手県の花巻電鉄にいた「馬面電車」を思い出した。