「Harmo-tech」(知性・感性を刺激する、人に寄り添う先進)をコンセプトとしたデザインは、先代のイメージを継承。

ボディカラーには、新規に開発された「クリアベージュ」や「アーバンカーキ」をはじめ、全体的に落ち着きのあるシックなカラーリングが全9色設定され、同クラスの「ヤリス」より少し上質さを重視した印象となっている。

インテリアは、機能をひとくくりに集約。シンプルでクリーン、かつ上質な空間が表現されたという。

ヤリスとは異なるアプローチでデザインされたインテリア(写真:トヨタ自動車)

ソフトな合皮巻きのオーナメントやアームレスト、便利で快適な合皮パワーシートなど、クラスを感じさせない上質なデザインが採用された。

操作性・視認性に優れた10.5インチ大型ディスプレイオーディオが、トヨタのコンパクトカーとして初採用されている点もトピックだ。

「もしものとき」に役立つクルマを

さらにトヨタは、「みんなが手に入れやすいアクアだから、もっとやれることがあるのではないか」と考え、災害時などの万が一の際に役立つ給電機能を、全車標準装備としたという。

そして、「ハイブリッド機能をみんなのものにした初代アクア」に対し、「給電機能をみんなのものにするのが2代目アクア」だと、そのこだわりを強調した。

具体的には、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)と非常時給電モードを全車に搭載。停電などの非常時に「非常時給電モード」にすると、電気ポットや炊飯器などの家電製品が使用可能な、非常用電源となる機能である。

車内のアクセサリーコンセントから車外へ、給電ケーブルの取り出し(写真:トヨタ自動車)

もちろん、普段の走行時にはアクセサリーコンセントからだけでなく、車内のUSB端子を通じてスマートフォンなどの電子機器を充電することも可能だ。

これは、もしものときに「クルマが役に立つかもしれない」と考えた、トヨタの新しい安心の提供の提案であるという。

そして、クルマとして人や物を乗せて移動するという価値を進化させるとともに、「そのクルマがただそこに存在するだけでも、頼りにされていく。それが、トヨタが目指す次のエコカーの姿だ」と、その方向性を明言した。