2021年11月19日、Go To トラベル事務局から以下のような概要が発表された。

●割引の上限

割引率はいずれの場合も30%で、

宿泊をともなう航空・鉄道・バスなどの行程を含む旅行:1泊1人につき最大1万円の還元。
宿泊のみ:1泊1人につき最大7000円の還元。
日帰り:最大3000円の還元。

●地域共通クーポンの金額

1泊につき平日なら3000円、休日なら1000円分の配布となる。休日の定義については改めて発表される。

開始時期が確定するのは年明けになりそうだが、2022年1月下旬以降が有力視されている。また、終了時期については4月の大型連休前まで上記の条件で実施。

大型連休明け以降は都道府県による事業となり、最長で夏休み前まで実施される見込みだ。

ただし、割引率は20%となり、上限は1万円から8000円に引き下げられる。もっとも地域共通クーポンは平日休日ともに3000円に統一されるとの報道もある。このとおりだとすると、休日の旅行に関しては連休明けのほうがむしろ割安となるケースもありえる。

全国での実施がほぼ確実なのは2022年2月1日から4月下旬までといえそうだ。

従来の上限は8万円だった

例えば、交通機関付きのツアーで最大30%の割引を得る前提で、1室2名平日宿泊で利用する場合について見てみよう。2名で6万6668円(1名につき3万3334円)の代金が2万円割引となるうえ、クーポンが6000円分つくので合計2万6000円還元となる。この場合の還元率は約39%となる。

宿泊のみの場合は、2名で4万6668円(1名につき2万3334円)の宿泊代金が1万4000円割引となるうえ、クーポンが6000円分つくので合計2万円還元となる。この場合の還元率は約43%となる。

この価格を上回る高級ホテルや高級旅館でも還元は得られるが、1泊2名で1万4000円という還元額は変わらないので、宿泊費が高くなればなるほど、還元率は低下することになる。

従来のGo To トラベルではこの上限が1室2名で8万円だったので、きわめて高額の宿泊施設をのぞけばおおむね50%の還元率を確保できていたのだが、今後は、4万円台後半から8万円にかけての宿泊施設にとってやや不利な制度となる。